タスマン半島先端部にある史跡、ポートアーサー。オーストラリア史上最も過酷な流刑所として1830年に設立、犯罪を犯した人が更に犯罪を犯した場合に送られる「究極の監獄」として恐れられてきました。周囲は断崖絶壁・水深も深く潮流が激しい海峡にあり、サメまでが出没するとの噂。タスマン半島とタスマニア本島をつなぐ、幅が100mにも満たないという陸路が、脱獄を防ぐという点でも好立地だったそうで、まさにオーストラリア版のアルカトラスといった感じでしょうか? 厳しい囚人の扱いで悪名高く、拷問や理不尽な重労働は日常 ...